
こんにちは!manabです。
今回の記事は、自分の歌が下手だと思っている方への練習方法アドバイスが出来たらと思って書きました。
少しの気付きを得ることで、下手だと思っていた時より見違えたように聴こえます。
努力はもちろん必要ですが、歌が下手だと諦めず正しい方法で努力して上達への近道にしましょう!
✔歌を上達させたい人の近道になる
✔歌が下手だと思っている人の手助けになる
✔ミックスボイスの出し方が分かる
✔難しいと思っているミックスボイスを違う視点から見れるようになる
✔意外と簡単にミックスボイスを出せて、自分の歌声を劇的に変化させられる
目次
思うように声が出ない方
こちらの記事で声を出すための基本を紹介しました。

思うように声が出ないという方は、まずは基本が出来ているか確認してみてください。
決して歌が下手なわけではありませんよ!
ですが、練習次第でどんな声も自在に出せるようになるというわけではありません。
骨格や声帯によってある程度の声質は決まっています。
自分の声質を理解して、自分の声質に合った練習をするようにしましょう。
あなたの声にはあなたの良さが絶対にあるので、
「自分は歌が下手だから・・・。」とか、
「声質が良くないから・・・。」
などと悲観的になるのはやめましょう。
・低い声が出ない方

下の音域というのは練習でなかなか伸ばせるものではありません。
これは上手い、下手の問題では無いのです。
元々の声帯の作りによって限界が決まってしまうので、下の音程はなかなか伸ばせません。
下の音程に関しては今出せる音域に近いところが最大値と思っておいた方が良いかもしれません。
ただし今の発声方法が良くないなら、
低い声を綺麗に出すための練習方法はあります。
発声方法さえ覚えてしまえば、低い音程を出す際もクリアな音になります。
歌が下手に聞こえる原因は、発声や滑舌などの基礎的な部分が多いです。
実際に低い声を出してみよう
低い音を出すときは、
喉仏を下に落とすイメージで口を開けます。
そして音を鳴らす場所は、肺の方に響かせて声を下に抜くイメージです。
口を大きく開けるというよりは、
上あごはそのままの位置で下あごだけ下げるようなイメージで口を開けてください。
高い音に比べて出しやすい音程なので、つい普段喋る時の発声をしてしまう人が多いかもしれません。
低い音を出すときもきちんとお腹からの発声を心がけてください。
歌が下手に聞こえる原因になってしまいます。
前回の記事でも書きましたが、
腹筋にはいつも力が入っている状態です。
意識していなくても、歌声を出すときは自然とお腹に力が入っているぐらいになれるのがベストですね。
喋る時の発声のまま歌ってしまうと、棒読み感が出てしまいます。
自分は歌が下手だと思っている方に多いケースなので、ここを改善すれば劇的に変化があるはずです。

・高い声が出ない方

ミックスボイスを使用しよう
高い声が出ない人は、
「地声であんな高い音出せない」と思っていないでしょうか?
地声で無理に高い音を張り上げようとする方が多い印象です。
実は高い音を出すときのテクニックとして、ミックスボイスというものを使用する必要があります。
ミックスボイスを習得すると本当に世界が変わります。

ミックスボイスだと今まで出せなかった音が楽に出せるようになりますし、
高音を出すときに力んでいたような力技が必要無かったんだということに気付けます。
低い声に比べて、高い声というのは練習すればグングンと音域が伸びていきます。
ハイトーンが出せるというのは強みにもなりますので、今は歌が下手だと思っているあなたももっと練習をして音域を伸ばしましょう。
ミックスボイスとはなんなのか?
ミックスボイスというのは、
簡単に説明をすると裏声を出すときの発声のまま地声っぽい声を出すというイメージです。
多分これだけでは分かりづらいですよね?
人によって普段の声は様々ですが、実は普段の会話でもシチュエーションによってはミックスボイスを使用していることがあるかもしれません。
分かりやすい例を挙げます。
・大通りに面した歩道を歩いていると想像してください。
・車線を挟んだ反対側に、待ち合わせをしている相手がいるとします。
・車通りの多い道なので、車の通る音がうるさくなかなか声が通りにくい状況です。
・そんな状況で、あなたは相手にこう伝えたいとします。
「俺がそっち側に渡るからそこで待ってて!」
この時の状況をリアルに想像してください。
こんな状況の場合、相手に聞こえるよう大声を出しますよね?

「俺がそっち行くからそのまま待っててー!!!!」
って声を張り上げると思います。
その時の発声を想像してみてください。
もしくは遠くに人がいると思って、その通りに発声してみてください。
このシチュエーションで声を出すときは、歌で高音を出すときとは違います。
✔大きい声で相手に聞こえるようにするという目的のみで声を出す
→割と楽に通りやすい声で叫ぶことが出来ている
✔歌声というものを意識していない分、声がどのように出ているかなんてことも気にしていない
→素直な声が出ている
下手がどうかの意識なんかしませんよね。
まさにこの声がミックスボイスなんです。

分かりにくい方へ
状況がいまいち分かりづらい、共感できないかも・・・という方は、
ものすごくテンションが上がって、
「イェェェェーーーイ!!!」と叫んだ時の発声を想像してみてください。笑

もしくは酔っぱらって気が大きくなって、声も大きくなってしまったという状況の声でも良いです。
この時も恐らくミックスボイスのような発声で声を張り上げていると思います。

改めて考えると、このようなシチュエーションの時って高めの音程でも割とスムーズに声が出ていると思いませんか?
今出している声が下手かどうか?なんて意識しないので、あなたの本来の声が響いているのです。
試しに歌ってみよう
試しにこのような時に出す声(発声方法)のまま、リズムに乗せて歌ってみてください。
不自然に喉に力が入っていたりもせず楽に声が出せていませんか?
・下手じゃないかとか、上手く歌えているかを意識しない
・良い声を出そうと意識しない
・この発声で歌ってみて、高音域を出しやすいかどうか
・スムーズに出せるのであれば、この歌声の出し方に慣れること
いつもより歌が下手かも・・・と思わずに出しやすい発声のまま練習を重ねてください。
ミックスボイスが出せるようになると、長いこと歌い続けても喉が枯れなくなりますよ。
これに慣れてくると音の強弱もつけやすくなってきますし、音の響かせ方もだんだんわかるようになってきます。
ミックスボイスが出せるようになったら

✔音程を下げるときは胸の下の方に響きを下げていく
✔簡単に出せる音程でもお腹で支えている
✔ビブラートを意識しなくてもかかりやすくなる
ミックスボイスが身についてくると、下手だと思っていた歌が気付けばものすごく上達しています。
こんな声は歌に使えるわけない!
と思っている出し方こそ、意外とあなたのベストな発声方法かもしれません。
自分の歌は下手だ、などと悲観せず様々な方法を試してみてください。

ちなみに僕が発声方法を閃いたきっかけは、
バカ殿(故志村けんさん)の物まねをしていて
「この声(発声)だったらXJAPANさんも歌えるじゃん!」と思ったことがきっかけです。笑
ここからXJAPANさんの物まねを始めたことがきっかけで、
自分の歌声の出し方が分かるようになりました!
最初はミックスボイスの発声方法が維持できず、
・もともとの歌い方の方が上手かったのではないか
・歌がさらに下手になったんではないか
と悩んだこともあります。
ですが正しい方向を向いて練習を続けたことで、周りからも上手くなったといわれることが多くなりました。
最後に
日本語は喉声の発声が多いと聞きます。
英語圏だと普段の会話の発声方法自体がミックスボイスの発声に近いと言われます。
日本人でも、もちろん普段の喋り方でミックスボイスの発声方法をしている人はいます。
ラジオのパーソナリティの方や、声優の方なんかは会話の発声方法がミックスボイスな印象ですね。

僕が凄い分かりやすいなと思って聞いていたのはDJ KOOさんです。笑
実際に僕が歌うときの発声方法も、KOOさんがDJのMCをするときと似たような雰囲気になるなーと思っています。
ここまで色々と書きましたが、記事を読んでも分からないなと思うことがあれば是非コメントしてくださいね!

自分は歌が下手なんだと諦めず、色々な方法を実践してみてください。
僕は昔からずっと歌が下手だと思っていましたが、諦めずに練習を続けたおかげで人並みにはなれましたよ!
それではまたー!

コメント
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