こんにちは!manabです。
僕は音楽の専門学校へボーカル専攻で進学しました。
小さいころから歌手に憧れを持っていて、自分も人前で輝けるようになれたらなぁという甘い気持ちだけで入学を決めました。
反対せずに行かせてくれた両親には感謝しかないです・・・。
実際に音楽の専門学校へ進学して良かったこと、
もっとこうしておけばと後悔していることをご紹介します。
ちなみに先に結果だけ言うと、音楽の専門学校へ行ったこと自体は全く後悔していません。
せっかく進学したんだから、もっとこういう風にしておけば良かったという後悔がたくさんあります・・・。
学校選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです!
僕がボーカルコースで進学をしたため、
この記事ではボーカル目線でのことをご紹介しています。
目次
事前準備は絶対にしておきましょう
ここで説明する事前準備というのは、
ボーカル志望ならボイトレのことです。
もしこれを読んでいるあなたが中学生や高校生なら、
今すぐボイトレに通っておくことをおすすめします。
ボイトレの月謝が高くて払えないなら、バイトをしてでも月謝代を稼ぎましょう。
ちなみに僕の時代にはもちろん無かったのですが、今ではオンラインのボイトレなんてのもあるんですね。
オンラインの英会話は僕も利用していましたが、オンラインのボイトレというのもとても興味深いです。
紹介動画見てみましたが結構しっかりしてそうです。
コロナ禍ですし、ボイトレに通うのはちょっと・・・って方にも良いかもしれませんね。
あと音楽プロデューサーが設立した学校なんてのもありました。
これは気になりますね!
「音楽プロデューサー」が設立【アバロンミュージックスクール】無料レッスン申込募集
僕が実際に音楽の専門学校へ入学した時点で、事前準備をしていた人とそうでない人の差は歴然でした。
入学してしまえば勝手に技術も伸びるし大丈夫だろうと安易に考えていたのですが、
スタート地点で開いてしまった同級生との差はなかなか簡単に縮められるものではありませんでした。
「別に同級生と競うわけじゃないからそんなこと気にしない」と思う人もいるかもしれません。
ですが、絶対にその考えで進学することはおすすめしません。
専門学校入学すると、専門学校の内外に関わらずオーディションに参加することになります。
専門学校内で勝てない人が外の世界で勝てるわけがないのです。
専門学校へ来るオーディションは、
学内でオーディションをして勝ち残った人だけが参加できるというものが多いです。
競争が好きじゃないという方も、同級生はライバルだという意識は持っておきましょう。
もちろん仲良くするのがダメという意味じゃないですよ!
同じ夢を志す仲間たちなので悩みも共有できると思いますし、むしろ仲良くするべきです。
学校の授業だけでは足りない
技術面のことで言えば、音楽の専門学校の授業だけでは恐らく上達ペースが間に合いません。
専門学校の授業+個人的にボイトレへ通うということは絶対にした方が良いです。
専門学校内の全ての授業はマンツーマンでは無いので、
どうしてもひとりひとりに指導してもらえる時間が少なくなります。
根本的な上達に向けて何をすべきか理解するためにも、音楽の専門学校へ通いつつ自分でボイトレへ通うことは必須だと思います。
下の記事でも歌の基礎について書いています。
良ければこちらも読んでみてください!
僕の体験談
僕の体験談になるのですが、僕はとても上達ペースが遅い人でした。
音楽は昔から好きだったのですが思うようには上達しませんでした。
音楽の専門学校の授業以外にボイトレへ通ってはいたのですが、
発声の方法を習得するのにも時間がかかり、
正直、在学中に満足のいく技術は得られませんでした。
そんな中で、専門学校入学前からある程度準備していた人たちは専門学校内でも輝いていましたし、
デビューまでは出来ていないもののコンテスト形式のライブでは良い成績を残していました。
自分は全然上達しておらず停滞している中、
輝いている人を見ていると自分はダメなんだという烙印を押された気になり、
どんどん気持ちが萎えていくのが分かりました。
僕は卒業まで休まずに専門学校へ通いましたが、
同じように挫折をして通わなくなり辞めていった同級生もとても多かったです。
今になって思うことですが、もっと早く実力を付けられて自分に自信を持てていたら全然違った学生生活だったと思います。
高い学費を払って音楽の専門学校へ通っていたので、真剣に音楽に向き合えなかったことは本当にもったいなかったなと思っています。
今現在、音楽の専門学校へ通っていいものかと悩んでいる方には、専門学校へ進学後に同じような想いをして欲しくはありません。
きちんと学べる人には絶好の環境
今になって思うことですが、僕は当時技術面での伸び悩みで萎えてしまい、真面目に授業を受けているつもりでも実はそうではなかったなととても思います。
恐らく自分の実力がそこそこあれば、
”ライバルと切磋琢磨して、互いに実力を伸ばしていく”
という状況でとても楽しかったのだと思います。
でも実際は何をやってももう追いつけないし・・・と投げやりになっていました。
そうなっていなければきっと授業プログラムをもっと有効活用出来ていたんじゃないかと思います。
授業内容をご紹介
簡単にですが、実際に授業で受けていた内容をご紹介します。
音楽の専門学校の中でもミュージシャンを目指す学科なので、思い返すと全てが身になる授業だったなと思います。
設備も使い放題なので、せっかくの授業料を無駄にせず有効活用しましょう。
ソルフェージュ
先生が弾くピアノの演奏や、実際に音楽を聴きながらリズムや音階を拾えるようにする授業です。
正しい音階やハモリの音まで拾えるように指導されます。
これを真剣に学べば簡単に耳コピをできるようになります。
音楽理論
音楽がどのように出来ているかという構造や手法についてを、理論に基づいて学びます。
これは楽器や声を使う授業では無く完全な座学です。
きちんと学ぶことで音楽の理論はもちろん、コード進行の応用や置き換えなどもマスターできるようになると思います。
作曲
DTM(パソコンを使用する音楽ソフト)による作曲の授業です。
作曲自体は自由に行うものですが、曲の作り方やイメージなどは最初に教えてもらえます。
最初は絶対に無理だと思っていましたが、意外と僕も含めみんな形には出来ていました。
レコーディング授業
学内設備でレコーディングルームがあるのですが、ここで実際に授業内でレコーディングを行うこともあります。
レコーディングを専門としている学科もあるため、その学科の生徒との共同制作なんかもします。
ボーカルトレーニング
課題曲を練習し、全員の前で披露します。
ボーカル科の生徒全体授業になりますが、発表自体は基本的に一人で行います。
あまり長くは聞けませんが、どのように改善すればいいかの指導はもちろんしてもらえます。
その内容を元に、更に分からない部分をボイトレの先生に聞いて練習すれば周りとの差を付けられるので、ボイトレは必須です。
全体授業
ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムそれぞれ全ての科の生徒が合同で受ける授業です。
臨時のバンドを組み、出された課題曲をみんなで練習して披露する授業です。
上手く出来ないと自分だけでなく周りにも迷惑をかけてしまうので、この授業は特にプレッシャーが強かったのを覚えています。
簡単にまとめると授業内容は以上です。
もちろんもっと内容は濃いと思うのですが、簡単に分けると上の内容です。
それぞれの授業をきちんと受けて覚え、反復練習もしてこなしていければちゃんと上達できるプログラムになっていたと思います。
メリット
音楽の専門学校内には、スタジオやブースが何室も設置されています。
普通のスタジオを利用する場合はレンタル料が発生しますよね?
これが全て無料なんです。
予約制なのでどの時間帯でも使い放題というわけではありませんが、スタジオ練習にお金がかからないというのはお金の無い学生にとって本当に大きいです。
キーボードが設置されている部屋もあるため、ボーカルの方でも音を確認しながら連絡することが出来ます。
最後に
いかがでしたか?
音楽の専門学校へ行こうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
分かる範囲であれば全然お答えしますので、質問などあればお気軽にコメントくださいね!
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