世の中にはブラック企業が蔓延っていると思います。
そんなブラック企業勤めの方も多いと思います。
ブラック企業勤めで給料が未払いになってしまい悩んでいませんか?
そんな方にぜひ読んでもらいたい記事です!!

こんにちは!manabです。
今回の記事では僕がブラック企業の会社に勤めていて、未払いの給料をなんとか勝ち取るまでの物語をご紹介します。
ご紹介するのは
”どうやっても支払ってもらえないブラック企業に対して、被害者側が取れる最終手段”
だと思っています。
✔同じようにブラック企業で悩んでいた人の体験談が知れる
✔同じようにブラック企業で悩んでいた人の悩みが知れる
✔今の自分の状況と比較することが出来る
✔どのような手段で給料未払いから解決出来たのかが分かる
✔人の不幸は蜜の味
✔読むと意外と気持ちが楽になる
今となっては笑い話ですが、当時はなぜ自分がこんなブラック企業の為に色々と悩まされて、給料未払いなどという理不尽な目に合うんだとかなり病んでいました。
解決まではまぁまぁ時間がかかったのですが、
もうお手上げだよー!
っていう方の助けになると嬉しいです!
同じことをしてみたら解決するかも?
前回の記事はコチラ!

もらえなかった給料の総額
実際に僕がブラック企業からもらえなかった未払いの給料は2か月分(約35万)+諸々の経費5万の合計40万円でした。
当時実家暮らしだったので全然生活は出来たのですが、24歳という若者にとっての40万円がどれだけ大きかったことか・・・。
なんとしても手に入れたい僕は行動に移りました。
社長に電話をかけてみる
給料未払いのまま退職してしまったので、辞めた翌月末が給料の支払い日でした。
給料日当日になって銀行を確認するとやっぱり入金されていない・・・。
一応夜まで待って確認してもやっぱり入っていない。
翌日確認した後もやはり入っていない・・・。
ワナワナとした怒りを抑えつつブラック企業の社長に電話をする僕。

「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客様のご都合によりお繋ぎ出来ません。こちらは・・・」
いや、着拒されとるやんけ!!!!!
実は僕がまだ退職を申し出る前から、社長とこんなやりとりがあったのです。
社長「辞める社員に対して給料払うなんて一番無駄じゃね?」
社長「だって辞めるってことは俺にもうメリット無いじゃん。」
ぼく「いやまあでも働かせて頂いてる身ですけど、労働の対価として僕らはお金頂くわけなんで辞めるにしても働いた分の給料は支払ってほしいですよぅ(;’∀’)」
社長「いやだって辞めちゃうんだからもう会わないし払う必要無いじゃん。」
社長「お前は大丈夫だって!辞めない限りちゃんと払うし。」
僕(こいつだめだ・・・。なんとかしないと・・・。)
ドが付くブラック企業やん。
こんなことを平気で言う社長だったので、
自分のも支払われることがないかもしれないという覚悟はしてましたが
自分は頑張ったし最後まで穏便に辞めたのだからちゃんと払ってもらえるかも・・・
なんて淡い期待も抱いていました。
最初に相談した人
社長に連絡が取れず入金も無いため、先に辞めた上司Bに相談する僕。
上司Bは辞める時に僕と同じく給料未払いのままだったのですが、法テラス等の様々な機関に頼ったそうです。最終的には未払いの給料を得ることに成功していました。

上司が実際に利用した方法
上司は司法書士の方を雇って解決していました。
元社長の会社口座を差し押さえてもらったり、元社長との交渉は全て司法書士の方に委ねて諸々の手続きもしてもらったそうです。
司法書士の方の頑張りのおかげで未払いの給料を払わせることに成功していました。
僕たちと同じく、ブラック企業のことで悩む方が多いという話でした。

実際に僕も依頼した
同じように解決へ向けて動きたいと思った僕は、上司Bにその方を紹介してもらいました。
・上司Bと同じ会社で、同じく給料未払いの状況
・未払いの給料以外に、立て替えてしまった経費があること(領収書有)
・自分以外にも給料を支払ってもらえていないアルバイト従業員がいること
・直近の会社の状況(メーカーへの支払いも滞っていて未払いになっている状況)
このようなことを司法書士さんへ詳しく伝えました。
司法書士さんからは、上司Bの時と同じく支払日の直前(月末)に元社長の口座を差し押さえることになるとの説明を頂きました。
そうすれば絶対的に必要な支払いなども全てストップするため、焦って連絡してくるだろうという作戦でした。
差し押さえを行い、こちらの提示する給料を払ったら解除するというものです。
そして何日か経った頃、

「〇〇日には差し押さえられると思います。社長さんからきっと電話かかってくると思いますが、出ないようにしてくださいね。」
という連絡を司法書士さんから頂きました。
その頃には別の会社で勤務していた僕。
携帯電話はカバンの中に入れっぱなしにしていたのですが、とんでもない数の着信が入っていました。
今まで着拒していたくせに、手のひらを返したような電話の数・・・。
しかも3件ほど留守電が入っていました。
うろおぼえですが、確かこんな内容。
1.「連絡できなくてごめんな。会社を立て直すのに必死でなかなか連絡できなかった。至急連絡ください。」
↓
2.「〇〇(社長の名前)です。至急連絡してください。」
↓
3.「お前調子に乗ってんじゃねぇぞ?!その気ならこっちには顧問弁護士だっているんだからな。後悔しても知らねぇぞ!!!?」
こんな脅しみたいなことを録音するなんて本当にアレな人だなーと思いつつ、司法書士の方に全て伝達する僕。
後は司法書士の方に任せて給料を支払ってもらえれば解決だーなんて思っていたのですが、一筋縄ではいかない元社長・・・。
後日司法書士さんからこんな連絡が。

「大変残念なお知らせです。差し押さえをして先方の弁護士との交渉をしていたのですが、私たちが考える以上に資産が無く自己破産寸前の状況です。
manabさん以外にも未払いの方がいますし、メーカーさんへの支払いも滞っています。」
無いところからは取りようが無いという状況を突き付けられてしまい、なんでここまでこんなブラック企業の社長に迷惑をかけられなければいけないんだと怒りに震えたのを覚えています。
給料を手に入れた方法
司法書士の方も様々な手を尽くしてくれたのですが、最終的に勝ち取ることが出来ない状況・・・。

このままでは大した金額を得ることが出来ません。
国の補償制度を使うのはいかがでしょう?
満額の8割だけ保証されるというものです。悔しいとは思いますが、このままでは8割以下のお金しかもらえない状況だと思います。
その名も
未払い賃金立て替え払い制度
というもの!
厚生労働省のリンクを貼っておきますので詳しくはこちらをご覧ください。
この制度は簡単にいうと、
支払い能力が無いとみなされた会社の未払い賃金を代わりに国が支払いますよー
というもの。
但し満額では無く、支払予定額の8割だけになります。
あれだけブラック企業の仕事を耐え抜いたし、辞める前も後も迷惑をかけられ続けていました。
なのでなんとしてでも給料は満額貰いたい!という気持ちが本音でした。
でも、
「これ以上火の車になっているブラック企業に対して時間とお金をかけたとしても、たいした金額が得られることは無い」
という司法書士さんの説得でこの制度を利用することにしました。
確か手続きは自分でやったと思うのですが、司法書士さんが細かく教えて下さったのですんなりと終えることが出来たと思います。
最後に
年齢を重ねるにつれブラック企業を何社も渡り歩きましたが(笑)
給料が未払いになってしまったブラック企業は後にも先にもこの会社だけです。
同じように給料未払いで苦しんでいる方は、一度司法書士の方に相談してみるといいですよ。

会社によって様々だとは思いますが、確か僕の時にかかった費用は、
成功報酬として、”得た金額の2割”
を支払ったという記憶があります。
(立て替え払い制度で受け取った金額の2割)
ブラック企業について同じように悩んでいる方に届くと嬉しいです。
無事解決しますように!!!
それではまた!
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