ブラック企業勤めの僕の体験談【縫製工場編】激安給料と違法労働時間

雑記

世の中にはブラック企業が蔓延っていると思います。そんな中、ブラック企業勤めの方も多いと思います。

ブラック企業勤めで悩んでいる方はいませんか?

そんな方にぜひ読んでもらいたい記事です。

manab
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こんにちは!manabです。
今回の記事では、ブラック企業に勤めていた僕がどのような会社にいたのかという体験談をご紹介します。縫製工場編です。

*全ての縫製工場に該当するような内容ではありません



この記事を読んで解決出来る内容

✔同じようにブラック企業で悩んでいた人の体験談が知れる
✔ブラック企業勤めの実態がわかる
✔今の自分の状況と比較することが出来る
✔人の不幸は蜜の味
✔読むと意外と気持ちが楽になる



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またしてもブラック企業に入社した経緯


前回の記事

ブラック企業勤めの僕が給料未払いになるまでの体験談~アパレル編~
ブラック企業に勤めていてズタボロにされた体験談を赤裸々に語っています。笑 同じようにブラック企業で働いている人に読んでもらいたい記事!自分の状況と比較してちょっとでも気が楽になったりしてくれたら嬉しいです! ちなみに業種はアパレル編です。


この記事でご報告したブラック企業を経て、なんとか転職にこぎつけた僕。



次に就職したのは、縫製を請け負うメーカー(工場)だったのです。
これは普通に求人サイト経由で見つけた求人です。
今までアパレル系でずっと来ていたので、次もその方向に進もうと思って見つけた求人でした。



manab
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そしてその会社もブラック企業だったという・・・。

ブラック企業は具体的にどんな会社だったのか


就職を決めたその会社(ブラック企業)は社長が一人で営業活動を行っていて、事業を拡大するにあたり営業の人員を募集しているという状況でした。

社長以外には事務員が2人程いて、後は工場の従業員で20人程という会社です。

20人の内訳は、3人が中国人の研修生、残り約17人が日本人(正社員+アルバイトやパート従業員)です。

工場という程大きい会社では無いので、ミシンの並んだ家庭科室が3部屋ぐらいあるというイメージです。


ちなみに工場長として働いていたのは、当時の僕と同い年の25歳の女の子。

ヤンキー上がりの下品なクソギャルという見た目でした(失礼)

正直、その時点で少し会社に不安を感じ始めていました・・・(;’∀’)



どのような職種で採用されたのか


元々人見知りだった僕ですが、販売員の経験をして多少マシになった僕はそれを生かして営業にチャレンジしようと思いました。
そんな時、このブラック企業の募集を見つけて応募し採用してもらったという状況でした。

未経験での採用だったので、まずは業界の流れを覚えるということで工場研修からとなった僕。

これに関してはなんの疑問も抱いていませんでした。

僕もここで知識を得て営業活動に生かそう・・・!
と意気込んでいたのを覚えています。



勤務初日

午前


ミシンをろくに触ったことも無い僕は、まずプレス(アイロン)の仕事から任されることとなりました。

縫われたパーツを広げ、縫いやすいように延々とアイロンをかけていく。


朝の9時から12時までひたすらそれを行い、昼を迎えるころには足がパンパンになっていました。

この時点で

「やばい・・・、この仕事甘く見ていたかも・・・。辛すぎる・・・。」

と弱気になっていました。

午後


午後からは仕上がりの製品にアイロンをかける本プレス作業でした。

アイテムはシンプルなスカートだったので作業自体はそこまで大変というわけではありません。

でもこの作業は本当に大変だと感じました。

まず、使用するアイロンが午前中に使っていたものに比べ重いのです。

おまけに蒸気が強く、部屋中がとても暑いのです。

4月で外はまだ肌寒いぐらいの気温だというのに、部屋の中では普通に汗が止まりません。

この作業を18時まで繰り返し、なんとか定時を迎えました。


身体は汗だく、脚も腕もパンパン

もうこれ以上今日は何も出来ませんというぐらいの疲労でした・・・。




そんな中、総動員で始まる掃除。

やはり糸や生地を扱っている会社なので一日に出るごみや埃がとんでもありませんでした。



ここで工場長から問題発言が。



工場長「あ、manabくんタイムカードここだから押しておくね。普段私がみんなのまとめて押してるから。」

「少し休憩したらミシン教えるからこっちの部屋来てね。」








は?

いや・・・は?

疲労困憊なんだが?
脚が棒なんだが?



戸惑いつつも、入社初日のため大人しく別の部屋へ行く僕。



就業後



18時半頃から特殊ミシンの扱いを教わりました。
*ちなみにパートやアルバイトの従業員はここで一斉に帰りました

残ったのは中国人留学生と、社員の日本人5人ほどでした。

その日わざわざ残業してまで教わったのは、ボタン付けを行う特殊ミシンの使い方でした。

(他の社員や中国人留学生は普通に仕事の続きをしていました)


作業自体はそこまで大変というわけでもありませんが、ボタンの種類によってセッティングを変えなければならず、そのセッティングに慣れが必要だなと感じる作業でした。

この作業自体は覚えることが多いからかあっという間で、気付けば21時前———。



工場長「今日はちょっと早めだけど、新人さんたちも初日だし終わりにしようか」


・・・は?早め?早い?なにが?ん?なにが?

時間なんていわせn(ry


一抹の不安を抱えたままその日は岐路に着きました。


翌日

午前



翌日は通常通り9時出社でしたが、念のため8時45分に出社する僕(エライ!)


すでに忙しなく働く会社の人たち。

・・・はて?



工場長「manabくん!昨日教えたボタン入ってもらうから!今日納品分のだから急いで入って!!!」


!!!!?

訳も分からず急いで作業に入る僕。

その時背後に忍び寄る影。社長。


社長「言うの忘れててごめん。」
  「うち9時開始だけど、準備とかでみんな8時ぐらいには来てるから。」
  「manabくんも同じように頼むね。」
  「今日納品でみんなピリピリしてるから作業の手急いで。」

ぼく「あ、はい!分かりました!すみません!!」
  (条件反射で謝ったけど絶対悪くない)



この時作業したスカートは、1着に対して5個も装飾ボタンが付いていやがるので、

約1000個程延々とボタンを付けるという作業でした。

まだたった2日ですが、現場の作業の厳しさを痛感・・・。

そんなこんなであっという間に昼を迎えます。

午後


午後からはボタンが付いて最終工程まで縫い上がったスカートのプレス作業。

昨日一日中立ちっぱなしだったおかげか意外にも2日目には慣れてくる不思議。
(若かったからか)


あっという間に怒涛の一日が終わり定時の18時。

と思いきや、やはり勝手に押されるタイムカード。

そして謎の休憩。からの業務開始。

前職もそうだったのでブラック企業に耐性のある僕。

manab
manab

あー、はいはい。残業ってことですよね。当然サビ残*でしょ。理解理解。

                         *サービス残業



そんな感じの毎日が始まりました。


ブラック企業の片鱗が見えてくるとき

ひとつめ:社長


仕事内容自体は縫製工場で行う通常業務なので、勤務時間はさておき問題視はしていませんでした。

まずやばいと感じたのは社長の人柄。

普段は本当に温厚で茶目っ気のある冗談を良く言っていた社長。

ブラックな労働環境ではあるけど、別に社長の人柄は悪くないのかなー

なんて気楽に考えていました。

しかしやはり甘くないブラック企業。

納品日が近づくにつれ見る見る機嫌の悪くなっていく社長。

ただピリピリしているというだけなら全然良いのですが、普通に質問しているだけで怒鳴るような返答をするのです。


僕「あの社長、この納前分ってボタンの個数合わないんですけど分納ですか・・・?」

社長「いちいち全部説明しないとわかんねーのかなぁ?!」

社長「なんで事前に確認してないの?言われたことしか出来ないわけ?」

ぼく「あっ、はい。すみません・・・。」


ええぇー・・・。こっわ。

納品予定の個数とズレてるから聞いただけやん。こわ。

前職の社長と違い汚いヤンキー口調はありませんでした。
が、初めて豹変した社長を見て、前職の社長と同じブラック企業経営者独特のオーラを感じてしまいました。

納品日を過ぎるとケロッとした態度で人が変わるタイプでした。


怒鳴り散らした翌日にこっちがビクビクしていると、

「おはよう!今日オシャレじゃーん!デート?」


とか何もなかったように言ってきたりするので、本当に衝撃的でした。


・・・てか23時帰宅でどうやってデートすんねん。思い出したらムカついてきた。笑

ふたつめ:給料


次の問題は肝心のお給料です。



求人票に記載のあったモデル給与金額は、確か18万円程だったと思います。

もちろんこの18万円は手取りなわけも無く、ここから諸々引いての給料でした。

まぁ田舎の会社だしこの程度かなーと甘い気持ちで入社してしまった僕。

ちなみに前職のブラック企業では、辞める直前は手取りで20万円程になっていました


入社から三ヶ月はバイト扱いで(なのに勝手に押されているタイムカード)、
厚生年金や雇用保険はまだでした。

きちんとは覚えていませんが、研修中の三ヶ月は14万円いかないぐらいの手取りだったと思います。


問題は研修を終えて社員登用されて最初の給料日。

保険料や年金が引かれるとは聞いていましたが、給料明細を見てびっくり。



なんと11万7千円

え・・・?頑張った月の学生バイトやん・・・。




あまりの衝撃で10年以上経った今でも金額は忘れていません。

朝8時半から23時過ぎまで週5で働いてこの金額・・・。

ここから給料が上がるのかも分からなかったのですが、
前回のブラック企業の時に一気に10万近く上がるという体験をしていたので
今回もきっとそうなのだろうと無理やり自分を納得させてしまいました。

相次ぐ退職者


前職の時とは比にならないぐらい入れ替わりの激しい会社。
3か月の間で月に5人ペースで辞めていく人たち。

最初の1~2か月は、

「まぁパートとかバイトの人がメインだし入れ替わりはどうしても多くなってしまうんだな。」

と思っていたのですが、それにしては多い退職者たち。


入社してすぐは社員も含めて日本人が20人近くいたのに、気付けば10人を切るまでになっていました。

そして徐々に増えていく中国人留学生。

うろ覚えですが、僕が入社してすぐは3人の留学生がいて、そこから途中で3人増えてその後も2人増えてって感じで常時7~8人程留学生の子がいたと思います。

当時はあまり気にしていなかったのですが、このブラック企業は会社が3つに分かれていました。

縫製工場=A会社

プレス工場=B会社

メイン会社(経理とか事務社員)=C会社

みたいな感じ

恐らくですが、中国人留学生の枠をこういった方法で増やしていたんだろうなと思っています。
不正に中国人留学生を雇うというのもブラック企業あるあるですよね。


あとこの会社でブラック企業だなーと感じたのが、
入社した社員にハロワへ行かせてハロワ経由での入社ということにさせたこと。

そうすると「補助金がもらえるからお願いね」と言ってきたのですが、それならそれで社員還元せんかい!という気持ちになったのを覚えています。


ブラック企業にも慣れてきて


長時間労働にも安い給料にも慣れてきてしまい、思考停止で働いていた僕。

思考停止とはいえこの狭い世界でしか生きていないため、社長の言葉によって自分の行動を見直してしまうのです。

恐ろしく洗脳された思考とは・・・↓



縫製工場も繁忙期や閑散期があり、閑散期となるとだいぶ仕事の依頼が減ってきます。

そうなってくると以前のように23時退社という状況では無く、19時から20時に退社が出来るような毎日になっていきました。


単純に早く帰れることが嬉しくて、いそいそと帰宅するようになった僕。

そんな僕に社長からのありがたいお言葉がありました。



社長「manabくん最近すぐに帰ってるようだけどさ、まだ工場研修をしてる身だよね。」

社長「仕事が無くて時間があるならむしろこの時期にもっと勉強するべきだとは思わない?」

社長「例えば今は特殊ミシンしか任せてないけど、普通のミシンの練習してみるとかさ」

社長「そうしないと製品の細かな部分までは理解できないわけじゃん。実際に営業に出たときお客さんに今のままで説明できる?」

ぼく(確かにそうだよな・・・。勉強しないと・・・。)


今思い返してもまぁ確かに・・・と思う部分はあります。

他の人がやっていない時間に自分は努力して、自分のスキルを底上げするという考え方は僕も好きです。

でも手取りで12万もいかない給料しか出さない会社で、社員にそこまで求めるってどうなんでしょう。

今だとそう考えられるようになったのですが、当時は妙な焦りを感じてしまい残業してミシンの練習をしたりしてました。


目が覚めた時


このブラック企業に勤めて、あっという間に8か月の月日が経っていました。

そんなある時、高校時代の小規模同窓会があったのです。
25歳ともなると、早くに結婚して全然生活が変わっている人もいたり、就職した会社によって稼ぎに差が出始めるころですよね。


僕は相変わらずブラック企業勤めをネタにしていました。

仲いい人だけで集まっていたので給料の安さも含めてこのネタはめちゃくちゃ盛り上がったのですが、その中で一人の友人から言われた衝撃的な言葉がありました。


「なんか目標があってその会社入ったの?」



友人は、こんな劣悪な環境に耐えてる僕について普通に疑問を投げかけただけだったと思います。

ですがこれを考えないようにして思考停止状態だった僕には、ハッと目が覚める一言だったのです。




そもそもやりたい仕事ということで入社したわけでもないのに、なぜこの給料や労働時間に納得しているのか。

同じ時間を使うのであればもっと効率良くお金が稼げるんじゃないのか。

やりたくない仕事を選ぶなら、もっと条件の良い会社なんてたくさんあるんじゃないのか。



考え始めたら当然の疑問がどんどん浮かんできて、冷静な判断が出来るようになりました。

ブラック企業を退職するとき


こんなブラック企業一刻も早く辞めてやる!

と決意した僕は、すぐさま転職活動を始めました。


若さもあってかすぐ次の転職先への面接へこぎつけた僕。
端折りますが、あれよあれよと入社日を決めるところまで話も進み転職先が決定したのです。

そうと決まれば後はこのブラック企業に別れを告げるだけ!

社長に辞意を伝えました。



ぼく「研修中に申し訳ないのですが、年内で退職をさせて頂きたいと思っています」

ぼく「色々とお世話になったのに本当にすみません」   (微塵も思ってない)

社長「そうか、分かったよ。辞めたいなんて思わせちゃってごめんね。」


やはり退職希望者が多いからか、引き留めることもなくすんなりと受け入れる社長。



てかなんなの?

辞める間際になったら急に社長がいい人っぽくなるのブラック企業あるあるなの?
今回は騙されないからな!!



前回の教訓から警戒して息巻いていた僕でしたが、給料未払いなんてことにはならずにすんなりと辞められました。

この退職をきっかけに、今度は繊維業界に足を踏み入れることとなります。


特に次の会社はブラックでは無かった(多分)のですが、社長は完全なサイコパスだったので色々と問題がありました。

いつか気が向いたときにそれも書けたらと思っています。



それではまたー!!!


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