明日カノファンの皆さん!
ついに菜々美編が終了しましたね!!
歴代ヒロインの中でも衝撃のラスト過ぎて、思わず筆を取ってしまいましたΣ(゚д゚;)
今回の記事では、明日カノ菜々美編を簡単にあらすじ紹介していきたいと思います!
まだ読んでいないよという方はネタバレ注意です!⚠
目次
【明日カノ】菜々美編:主人公はもちろん菜々美
主人公は第5章の瑠奈(るな)編にも登場した菜々美です。
菜々美は瑠奈が務める高級風俗店で共に働く風俗嬢でした。
そんな菜々美が風俗から足を洗うところから物語は始まります。
菜々美は父親が亡くなったことをきっかけに風俗から足を洗い実家に戻ります。
【明日カノ】菜々美編:地元に戻った菜々美は・・・
気付けば菜々美はもう40代。
実家に戻ったことで時の流れの速さを実感します。
実家に戻った後は、今まで経験したことの無い清掃業で働くことにした菜々美。
心機一転、地元できちんとした仕事で生活を改めるつもりだった菜々美でしたが、ここでは様々な困難にぶつかります。
まずは清掃業の仕事をまともに出来ない描写があります。
床にこびり付いたガムを時間を忘れて延々と掃除をする菜々美。
その没頭ぶりといえば、パートの同僚達が怪訝な態度で接してしまうほどの異常性でした。
最初は愛想の良かったパートの同僚たちから毎日怒られるようになってしまう菜々美。
朝もまともに起きられず、謝りの電話を入れる毎日が続きます。
あくまでも個人的見解ですが、恐らく菜々美は発達障害なのでは?と思いました。
朝起きられないことももちろんですが、
延々とガムを落とすことに集中してしまう過集中の描写を見てもわかるようにADHDだったのかと思います。
起きられないという描写も、過集中による疲労が原因なのでは?というのが僕個人の見解です。
若い頃から水商売や風俗の仕事をしていたことであまり支障は無かった菜々美ですが、改めて昼職に務めたことで社会に上手く馴染めない不器用さが露呈していきます。
仕事が上手くいかないため、「もう飛んじゃおっかな…。」という描写があることからわかるように、菜々美の年齢を考えるとあまりにも責任感のない人間性を感じる描写が続きます。
そんな菜々美なのでやはり昼職は長くは続かず、水商売に戻ることになりました。
【明日カノ】菜々美編:次に菜々美が働くところは
心機一転働くことになったお店は、女気のあるママが経営するスナックでした。
ここでは昼職に比べて仕事が上手く進むようになり、徐々に自信を取り戻していく菜々美でした。
しかし、自分よりも若いスタッフの将来に向けた展望や美しい容姿に対して劣等感を感じ始めてしまいます。
そしてここから若い頃にハマってしまったスピリチュアルの先生(レター先生)に頼りきりな菜々美の弱い人間性が露呈されていきます。
【明日カノ】菜々美編:レター先生
日常生活の変化をどのようにして過ごしていけば良いか、全てをレター先生に委ねる菜々美。
自分で考えることを放棄しているような異常性を感じる描写です。
レター先生の回答と言えば、読んでいるこちら側からすると本当に菜々美のことを考えているの?と思うほどの内容。
菜々美をカモにしているのでは?と思ってしまうような無責任な返答にモヤモヤしてしまう回でした。
まだまだ不安定な菜々美でしたが、なんとかスナックの仕事は上手いことこなすことが出来て安定した生活を送っていました。
そんなある日、お客さんで現れた1人の男性に惹かれていきます。
【明日カノ】菜々美編:出会い
菜々美は自信が働くスナックに訪れた年下の男性と出会います。
最初は警戒していた菜々美でしたが、そのお客さんに徐々に絆されてしまい最終的には身体を許してしまいます。
レター先生からも肯定的な意見を貰っていたので、徐々にお客さんに対して本気になってく菜々美でした。
しかしある時そのお客さんの本性を目の当たりにしてしまう機会が訪れます。
読んでいるこちら側からしたら「でしょうね…。笑」と思ってしまう内容でしたが、
菜々美は相当なショックを受けてしまいます。
そこで菜々美は改めて自分の人生に疑問を抱き始め、レター先生に対する疑問やこの出会いに対する疑問をレター先生本人にぶつけます。
そうするとレター先生からは、「ようやく気付くことが出来たのですね。」という信じられない返答が。
あくまでもこの返答はレター先生が騙しているということを肯定する返答ではなく、菜々美がようやく人生に対する真実に気付けたことに対して背中を押すような内容でした。
菜々美は戸惑いながらも、ようやく新しいステージに立てたのだと自分を無理矢理納得させるようになります。
しかしここから紆余曲折があり、菜々美が自分の人生に対して更に真剣に向き合う描写が数多く登場します。
【明日カノ】菜々美編:衝撃のラストへ・・・
自分がいかに成長出来ていなかったのかを痛感した菜々美は、今までの自分を見つめ直し徐々に変わり始めます。
それは自分自身はもちろん、周りに対しても変化をもたらします。
ここから新たに菜々美が人生を見つめ直して上手くやり直していくハッピーエンドなのだろうと思いきや、ラストは衝撃の結末を迎える…。
菜々美は若い頃に仲の良かったサチコと、当時ファンだったバンドのライブとため東京へ訪れることとなります。
そのライブでは、自分でも何が理由か分からないまま菜々美は涙を流してしまいます。
ライブの余韻に浸りながらサチコとホテルへ向かう最中、ふとサチコを見ると激しいライブの後だからかヨレヨレの見た目になっていました。
そんなサチコを気遣い、菜々美はお酒やおつまみを買ってくるから先にホテルへ戻るようにとサチコを促します。
そうして久々に東京の街で1人になった菜々美。
やっぱり東京は良いな…と物思いに耽りながら缶チューハイを飲みます。
電車の歩道橋の上で自分の人生はこれで良いのかと自問する菜々美。
しかしその後には「いや、これがいいんだ」と自分を納得させます。
ここで物語が終わるのかと思いきや!
この後に菜々美が「あー……」と呟いたかと思うと真っ暗な描写になり物語が終わります。
様々な意見があるとは思いますが、僕の見解では「あー……」と呟いたあと衝動的に菜々美が飛び降りてしまったのでは?!と思っています。。。
最後の「あー……」という描写だけで終わっていれば、菜々美がこれからもなんだかんだ自分なりの人生を生きていく 結末なんだろうなと思います。
しかし真っ暗な描写があることで、悲惨な結末になってしまったのでは…と深読みしてしまいました。。。
【明日カノ】菜々美編:まとめ
皆さんはどう思いましたか?!
ラストが飛び降りかも?!と思いながら読んでしまうと、
その前ページの電車のガタンゴトンという描写も伏線に思えて仕方ありません(´╥ ╥` )
をの先生の作品は読者の創造性に任せるようなところが多く、僕の見解もきっと間違いでは無いのでは…という気がしてしまいます。
例えば、菜々美のお母さんのセリフでやたらと「…。」という沈黙の描写が多く見られました。
僕はてっきりこの描写が多く見られたことで、菜々美のお母さんが痴呆になってしまい菜々美が壮絶な苦労をするという展開なのでは…と先読みをしていました。
しかしそれは良い意味で裏切られたので、今回の僕の見解も考えすぎかもしれません。。。
真実は分かりませんが、今回の菜々美編は本当に考えさせられる描写が多いストーリーでした。
明日カノもついに最終章を迎えるようです(´;ω;`)
本当に寂しいですが、最後の章も面白いこと間違いありません!!
最終章にも期待しましょうー!
それではまたー!
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