こんにちは!manabです。
この記事では、洋服の生地(織物)に関しての詳しい情報を更新していきます!
ユニクロでは、ノンミュールジングウールやオーガニックコットン以外に動物愛護に意識を向けた商品が他にもあります。
今回ご紹介するのは、ユニクロのダウンに関してです!
個人的に調べるまでは、僕はダウンのフェザーに関してはあまり意識をしていませんでした。
調べてみると、ユニクロでは動物愛護に意識を向けたフェザーを先駆けて使用していました。
ノンミュールジングウールの記事
オーガニックコットンの記事
目次
【ユニクロ】動物愛護に向けたダウン おすすめポイント1
認証機関に合格した羽毛を使用している
ユニクロダウンに使われているフェザーは、2019年末の時点でダウン商品の生産に携わる全ての取引先縫製工場が、
RDS(Responsible Down Standard/レスポンシブル・ダウン・スタンダード)
の認証を取得しています。
*この取り組みは2020年以降継続しています
ダウン業界で最適な動物福祉慣行の継続的な改善を保証するために、検査機関での監査を実施してRDSに適合しているかどうかを確認します。
・水鳥が生きている状態でダウンやフェザーの採取を禁止
・強制的な餌付けの禁止
・ダウンのサプライチェーン全体で水鳥の動物福祉を尊重
・サプライチェーンの各段階を第三者認証機関によって監査
以上の4つをキーポイントとしており、
生きたまま羽毛をむしり取る行為や、無理やり餌を与えるなどといった行為を禁止するよう定めています。
詳しくはコチラ
【ユニクロ】動物愛護に向けたダウン おすすめポイント2
リサイクルダウン
動物愛護だけでなく、ユニクロではリサイクルにも力を入れています。
ユニクロでは『消費者がもう着られなくなったユニクロのダウン』を回収し、
リサイクルするといった活動を積極的に行っています。
ダウンとフェザーをリサイクルすることによって、
生産過程におけるCO2排出量を約20%削減可能になります。
2021-2022AWのリサイクルダウンはこちら
カラバリも今年っぽくてオシャレ!!
動物愛護に反するダウン、フェザーとは
動物愛護での観点でダメなダウンというものも存在します。
本来ダウンの羽毛というのは、
卵を産んで鳥が離れていった巣にある、自然に抜け落ちた羽毛を拾う。
というのが採取方法でした。
しかし近年ではライブハンドピック(生きた鳥から手でむしる)という方法で採取されているものもあります。
*RDS認証を受けていない全てのダウンがそうだというわけではありません
前述したとおり、ライブハンドピックというのは生きた鳥の羽毛をむしり取る行為です。
通常は生後12週ほどで初めてのライブハンドピックが行われます。
翼や首を挟んで固定し、胸から腹部の羽毛をむしりとります。
その後、6~7週間で再び羽毛が生え揃ったころ次のライブハンドピックの周期となります。
羽をむしられている間は、鳥の血糖値が2倍に跳ね上がっているという調査報告もあるらしいです・・・。
この様子は、2009年に報道されたハンガリーのダウン生産現場の動画でも見られます。
羽毛をむしられ、裂けた体を麻酔なしで針と糸で縫われている様子や、
むしられたあと地面にうずくまっている様子が撮影されています・・・。
こちらのブログで詳しく紹介されていたので、読んでみてください。
動物愛護に関しての意識がだいぶ変わります。。
ユニクロダウンのいいところ
ダウンの暖かさの指標数値が高い
ダウンの暖かさには、”フィルパワー”というものがあります。
アウトドア系のブランドのダウンだと、このフィルパワーは750以上のものが多く
750フィルパワー以上のものが最高品質の定義とされています。
それに対してユニクロのダウンは640フィルパワー前後です。
これはかなり良質な数値です。
値段を考えると、この性能は本当にすごいと思います。
キャンプや登山でも活躍しそう!
2021-2022AWのユニクロダウン
ユニクロのオンラインストアを見ていて思ったのですが、本当に今のユニクロダウンってオシャレですよね。
動物愛護の点で考えてもとても高評価ですが、それだけでなくデザイン性や機能性も本当に良いです。
ジルサンダーコラボ+Jシリーズが出てから、圧倒的にデザイン性が良くなった印象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大寒波も来たということで、新しくダウンでも欲しいなーと思い調べてみました。
動物愛護の観点で考えたときに、
サスティナブルウールだけでなくダウンに関してもユニクロはかなり良い!と思いました。
ライブハンドピックという残酷な方法も新たに知ってしまいました・・・。
その点も含めて、今年はユニクロのダウンを新調したいと思っています!
同じような方の参考になれば幸いです。
それではまたー!
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